卒業式で着ていく親の服装は意外と見られている!

どんな格好で式に望めば周りから浮くことなく平和に式を過ごせるのか。

卒業式の親のベストな服装を7つのチェックリストに分けて、要点ごとにご紹介しています。

チェックリスト1:スーツならブラックフォーマルを

喪服感を出さないように

卒業式 親 服
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出典 http://item.rakuten.co.jp/belluna/708469-1/

お子さんが小さいうちはまだ準備を手伝うということが予想されますので、どうしてもすぐに着られる ブラックフォーマルがおすすめです。卒業式の厳粛な雰囲気のなかでは、どうしても白スーツは場に馴染みませんから、グレーか黒か紺が良いでしょう。

他のママたちから一目おかれようと派手さを追求すると逆に悪目立ちしてしまいます。あくまで主役は我が子と思い、保護者は後ろのほうの席で背景化するほうが無難だといえます。

ブラックフォーマルで気をつけたいのは喪服感を避ける<ということです。タイツや黒のストッキングは避けましょう。またロングスカートやミニスカートもNGです。

チェックリスト2:シャツや小物で華やかさをプラスして

コサージュを使ってアクセント

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出典 http://store.shopping.yahoo.co.jp/amanda01/2000072054.html?sc_e=slga_pla

シャツが白ならカラーのコサージュを、カラーのシャツなら白のコサージュを次に気をつけておきたいのは、小物でいかに洒落オツ感を演出するかです。

ただでさえ、スーツは皆同じブラックフォーマルなのですから、 シャツや小物類で華やかさをプラスすることがポイントになります。

基本的な合わせ方は、シャツ白にするときはカラーのコサージュが良く、カラーのシャツなら白のコサージュをつけます。またコサージュは季節感を出したいのならサーモンピンクや桜をイメージさせるような優しいピンクがおすすめです。

逆に濃い目の色(ボルドーや原色系)のコサージュとキラッキラな派手コサージュは黒のスーツとは合わないばかりか、場の雰囲気に馴染みませんから止めておきましょう。

ネックレスはパールがベスト

パール以外は基本はNGと思いましょう。

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出典 http://store.world.co.jp/item/W01442000890257.html?shop=cmw0001&co_cd=070&intxtid=cmw0001_snb1

卒業式は昼間に行うものなので、光を反射しないアクセサリーを付けましょう。

夜のパーティのように宝石が付いたものやスワロフスキーが付いたものは避けたほうが良いでしょう。

となるとパールしか選択肢がないかと思ってしまいそうですが、アクセサリーを付ける代わりにスーツの下に着るワンピースの襟元に装飾がほどこしているものをきるときは付けなくても充分だといえます。

パールは一連のもので、7.5mm~8mmくらいの標準的な大きさが良いでしょう。二連、三連でも構いませんが>長すぎるデザインだとカジュアルになりやすいので注意しておきましょう。

チェックリスト4:パンツスーツでもOKですよ

スカートの方が格調高いと言われておりますが

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出典 http://store.shopping.yahoo.co.jp/fashiontop2/wbasct20.html

卒業式は準礼装ですから、スーツの下にワンピース着用OK、パンツスーツOKです。

ワンピースは着ていて疲れにくいですし、パンツスーツはズボンの丈に気をつければスタイル良く見えるのでおすすめです。

一般的には女性のスーツスタイルでスカートのほうが格式が高いと言われますが、卒業式はそこまで格式にこだわらなくても良いのではないでしょうか。

またバッグはカジュアルっぽい印象を与えなければ何をチョイスしても大体大丈夫です。そして指は結婚指輪だけに留めておきましょう。

チェックリスト5:着物の場合は訪問着・附下・背紋が入っている色無地・江戸小紋を選んで

着物はどこでも着て行けるベストな礼装

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出典 http://item.rakuten.co.jp/e-kimono-rental/2l725/

次に着物で卒業式に臨もうかなと考えているかた向けです。

着物は日本人の正装ですから、季節感やルールさえ守ればどこへ着て行っても恥ずかしくないのが良いですよね!

もちろん着物を着ている人が1人いるだけでセレモニーの雰囲気が引き締まりますから周りの方にきっと喜ばれるハズです。

さて、来ていく着物の種類は訪問着・附下・背紋が入っている色無地・江戸小紋から選びましょう。着物は着ていてきつかったり、着崩れに気をつけたり、立ち振る舞いに気をつけたりでとても大変なのですがお子さんが喜んでくれると思えば着てよかったなといえるものです。

チェックリスト6:着物の色は春らしい色が良い

優しいお色味が卒業式に合う

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出典 http://www3.yumeyakata.com/formal/item_hou/H544.html

着物の色は春らしいクリームやピンクや薄いブルーやグリーンが良いですね。またぐれーやパープルなんて上品でおすすめです。

着物の柄は季節感があるものか季節を先取りするものが通説です。

三月であれば雛など人形、蝶、桃、菜の花、チューリップ、ぼかし、霞(かすみ)、つくし、 タンポポ、スミレ、桜草、紅梅、桜、菖蒲(しょうぶ)、藤、椿。

四月であれば水紋、流水、行雲(ぎょううん)、桜(前半は開花桜、後半は散り桜)、こぶし、くちなし、藤、牡丹、柳、霞が良いでしょう。

また牡丹や桜は季節を問わず人気がある柄ですから、お持ちの場合は柄選びに困ることはないでしょう。

チェックリスト7:少し派手な小紋には羽織を加えて

羽織があると大人な雰囲気に

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出典 http://item.rakuten.co.jp/k-komachi/6100999/

着物が少し派手だなと思うときは羽織をプラスすると良いですよ。

卒業式に着ていく羽織は、紋付き羽織か絵羽羽織(えばばおり)を選びます。紋付の羽織は一つ紋か三つ紋の付いたものを選びます。いまではあまり見かけませんが、昔は参観日のママの服装といえば黒の紋付羽織りだったようです。

絵羽羽織りにつては、下に着る着物と合う派手すぎない色味のものであれば何を選んでも大丈夫です。

卒業式は、子供たちが主役の大切なセレモニーです。

派手な服装で目立つのも、喪服に近い地味な服装で周りに冷ややかな目で見られるのも失どちらも避けたいものですね。

これまでにご紹介した卒業式の親の服装を要点だけ押さえれば、服装で外すことはありません。子供たちの最高の瞬間を目にするために卒業式に臨む前にチェックしておくと良いかもしれませんね!

そして素敵な卒業式をお過ごしください!!