明るく穏やかな春・秋は、絶好の行楽シーズン。

この時期に合わせて、普段お子さまの通う保育園でも、公園や動物園などへの楽しい親子遠足を企画していることでしょう。

日頃、仕事に忙殺されているお母さん、お父さんがいざ遠足に参加するときには、一体どのような点に注意しておけばいいのでしょうか?

当日の仕事はどう休む?

遠足の日程がわかった時点で会社に相談を

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 保育園の遠足のほとんどが、平日に実施されるもの。朝から出掛け、お昼はお弁当を囲み、そして午後の早い時間に解散というのが大まかな流れになります。ということは、仕事は丸一日休まざるをえません。職場の状況にもよりますが、なるべく周りの迷惑にならないよう遠足の日程がわかったら、すぐに休みの申請をしましょう。

園からなかなか日程が知らされないようなら、入園した時点でこちらから遠足の日程を聞き出すのも良いかもしれません。 「前もって」「先回りして」の行動が、仕事と園行事とのやりくりをこなしていく大切なコツです。

レジャーシートは親子別々?

親子で一緒に座れる大きさを準備しましょう

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 レジャーシートは一体どれぐらいの大きさを持っていくべきか、見当もつかず困っているお母さんも多いのでは?基本的には親子2人が座れるぐらいの大きさを選びましょう。1人分の小さいサイズしか持っていないという方、在園中に遠足の機会は何度もあります。これを機に購入するのもいいかもしれません。

 場合によっては、 3,4人座れるぐらいのシートが、思わぬきっかけを作ることも。当日、小さいシートを持ってきてしまった親子に声をかけ、一緒に座るようお声がけしてみることで、親同士が知り合う良い機会になることもあります。また、お子さんのお気に入りのキャラクターや色のシートを選んであげれば、楽しさいっぱいの時間になること間違いなしです。

おやつはどれぐらい持っていく?

園の指示をよく聞いて。個包装を多めに

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 お弁当の後のお楽しみといえば、なんといってもおやつの時間。園によっては、各家庭で差が出ないよう、おやつの予算があらかじめ決められている場合があります。よく確認して購入しましょう。

 おすすめなのは、 個包装されているおやつをいくつか持参しておくことです。子ども同士のおやつ交換のときに、これが大活躍します。おやつをもらった相手にとっても、その場で食べられないおやつを家まで持って帰るのに非常に便利。飴やグミ、おせんべい、クッキーなど個包装の種類も豊富なので、おやつを買う際はちらっと見ておくのもいいかもしれません。

仲良しのママ友がいなくて不安!

大丈夫。子どもを通じて会話が生まれます

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  保育園ママに多いのが、普段の送り迎えがバラバラなため、なかなか他の保護者と仲良くなれないという悩みです。特に遠足ともなると、おしゃべりする相手がいない、一緒にお弁当を食べる相手がいないなど、出発前から不安が付きまとうことも多いようです。

 でも大丈夫。お母さん同士が知らなくても、子どもたちはお互いをよく知っています。お子さんの交友関係を通して、会話を交わすきっかけが生まれることでしょう。

 そうはいってもねえ……と二の足を踏んでしまうお母さん、心配いりません。もし 保護者同士でのハードルが高いようなら、先生の近くに席を取ってみましょう。そうすれば、普段のお子さんの様子をゆっくり聞くこともでき、先生との距離も近くなり、今後の園生活にもゆとりが生まれるかもしれません。

日焼け対策はどうする?

日焼け止めを塗るのはもちろん、小物で対応を

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 太陽の光がさんさんと降り注ぐ屋外活動。さわやかな自然の中で、めいっぱいたわむれる親子はとても絵になります。しかし、その間にも私たちの顔に首に手に、紫外線が強く当たっていることを忘れてはいけません。

 お母さん方の日焼け対策として有効なのが、日焼け止めクリーム。服から露出している顔や首、腕などにたっぷり塗る人がほとんどですが、意外に忘れてしまうのが足の甲です。運動靴ならまだしも、パンプス型の靴を履いている人は要注意です。足元にもクリームを忘れずに。

 その他、 帽子や手袋、スカーフ、アームカバーなど小物を活用するのも◎。上手にカバーして、屋外で楽しく遊べるといいですね。

 

指示された持ち物以外で必要なものは?

多めのタオルとビニール袋が活躍!

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遠足の持ち物でよく指示されるのが、タオルとお着替えです。通常は1枚ずつ用意しますが、当日の天気も確認しつつ、ここはもう1枚ずつ多めに持参してみましょう。

 予想以上に汗をかいたり、水たまりに落ちたり、食べ物をこぼしたり。園児の行動はいつもお母さん方の予想をはるかに上回ります。いざというとき慌てないように、少し多めのタオルとお着替えを用意しておくのがおすすめです。

また、現地に着いたあと子どもから意外にリクエストされるのが、ビニール袋です。 拾った木の実や木の葉、はたまたその場で捕まえた虫など、子どもたちにはビニール袋が何枚も必要になることがあります。キッチンパック程度のサイズならかさばることはないので、何枚かカバンにしのばせておくと、お子さんにきっと喜ばれるかもしれませんね。

仕事と園行事を両立。休みは早めに取っておく。

3,4人座れるぐらいのシートを用意。

包装されているおやつは持ち帰りやすい。

ごはんの時、ママ友がいなければ先生の近くでゆっくりと。

日焼け対策は厳重に。

ビニール袋が重宝します。