13参り（十三参り）女の子の注意点６つ

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女の子の着物は本断ちしたものを肩上げ・裾上げして着用します。本断ちとは大人サイズに仕立てた着物をいいますが、13歳ではまだまだからだが発達段階ですので着るのは不可能です。そこで 大人用の着物を十三参りで用意して、肩上げして着るのが習わしとなっていました。

お参りから帰宅後、すぐに肩上げを下すまでが十三参りの正式な儀礼となっています。

しかし現在では十三参り用の着物も売られているので、ジャストサイズで着用することも可能ですよ。着物には振袖・小紋・付け下げ・訪問着…とありますが、どれでも構いません。

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十三参りの正装として袴もOKです。あでやかでやわらかなイメージのある着物と比較すると凛としつつも女性らしさが感じられる服装なので、大人の仲間入りの儀式をする十三参りにはぴったりでしょう。関西地方では着物と並んでメジャーですよ。

小学校の卒業式で着た袴をそのまま十三参りに使えるので便利ですよね。幼いイメージから脱却するのにもぴったりでしょう。

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現在増えてきているのがやはり洋装でしょう。準フォーマルを意識したものがベストです。「着物や袴を用意するのはお金がかかる」「一度きりではもったない」「着付けにもお金がかかる」などのデメリットに対し、手軽に着られるのはやはり魅力でしょう。

準フォーマルを意識したスーツがベストです。派手なデザインは避け、色はブラック・ネイビー・グレーあたりが無難でしょう。ちょうど卒業式で着たものがあるのなら、そのまま活用すれば節約できますね。

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中学校の制服も十三参りの装いにふさわしいとされています。そもそも制服は学生の正装になりますよね。在学中はフォーマルな場にも学生服で出席するため、制服を女の子の十三参りの正装にしてもOKです。初おろしが十三参りと言うのも区切りがよくていいですよね。

十三参りに中学校の制服でお参りするメリットはやはり経済的だということでしょう。またいろいろ準備する必要もなく、入学準備と同時にできてしまうのでママも便利です。さらにあれこれ考えるのが面倒だというママにも、そのまま着せればいいのでおすすめですよ。

現代では十三参りを小学校卒業から中学校の入学式までの春休み中に済ませるのが一般的です。入学準備のついでに制服で十三参りをしてみてはいかがでしょうか。

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ここまで十三参りの正装について紹介してきましたが、実は普段着でもOKです。とは言っても正式な儀礼の場ですので、思い切りカジュアルな服装は考え物でしょう。やはり 常識としてそれ相応の服装がふさわしいので、品のある装いをこころがけてください。

たとえばワンピースにカーディガン、色はブラック・ネイビー・グレー系でまとめた服装ならフォーマルに近づけますね。ベストにシャツ・チェックのスカートなどでも品よく仕上がります。お手持ちの服を上手にコーディネートして、十三参りにふさわしい服装で出かけましょう

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十三参りでははじめてお化粧をする日とも言われています。大人になるための儀礼なのでメイクしてもいいでしょう。さらに髪型もオトナの証である稚児まげや結綿にする方も多いですよ。もちろん絶対しなければならないというのではないのでお子さまと相談して決めましょう。

ただ十三参りはフォーマルな場なのであまり派手なメイクや髪型を避けて品よく仕上げてください。