桜がふっくらほころんで、暖かい春風が街をそよげば、待ちに待った入学式。どんな新しい先生やお友達との出会いがあるのか、親子共にドキドキしますね。我が子の新しいスタートを、どんな服装で迎えようか頭を悩ませているお母さんも多いことでしょう。
今回は、 入学式にふさわしい母の服装を7パターンご紹介。嬉しい晴れの日にしっかりと備えて、素敵なスタートを切りましょう。
入園式と入学式、服装の違いはある?
年齢にふさわしい落ち着きをプラスしましょう
出典 http://store.world.co.jp/styling/110774.html?shop=cmw0001
一般的に、入園式に参列するお母さんたちは年齢的にも若いことが多いもの。それに比べ、小中学校の入学式になってくると、お母さんたちの年齢も上がるため、服装にもそれなりに気を使いたいものですよね。
服のカラーは、白やベージュ、グレーなど、春らしい明るい色を身に付けるのは入園式でも入学式でも大きく違いはありません。ただベテラン母として気を付けたいのは、スカートの丈の長さです。できれば、ひざ丁度かややひざ下ぐらいの長さに揃えましょう。また、ヘアスタイルも大きく派手にアレンジするのはNG。入学式にふさわしく、すっきり上品にまとめて、 小学校や中学校の保護者にふさわしい装いを心がけてみませんか。
兄弟姉妹の入学、入園、卒業式などが重なったら?
スカート、ジャケット、ワンピの3点セットなどが大活躍します
兄弟構成によっては、この春に卒業式や入学式が一気に重なるご家庭もあるのでは?同じフォーマルスーツを何度も着ていくのに抵抗があるお母さんには、スカート、ジャケット、ワンピースなどがセットになったセットスーツがオススメです。
ある日はジャケット+ブラウス+スカート、また違う日にはワンピース+ジャケットなど、式のたびに雰囲気を変えて出席できるので、お財布にも優しく大助かり。インナーやジャケットを変えたり、コサージュを付けたり外したりするだけでだいぶ印象が変わります。
着ていく服に迷ったら、まずはこの セットスーツから探してみるのもいいかもしれませんね。
ツイードはフォーマルな場に着て行ける?
最近は多く見かけるようになりました
最近の入学式では、ツイードのスーツやジャケットを着てくるお母さん方も多くなりました。一昔前までは、ツイードはカジュアルなイメージがあり、正式な入卒式では敬遠されがちでしたが、今ではそんなこともないようです。確かに、グレーや白のツイードは見た目にも華やかで、着る人に女性らしい優しい気品を漂わせてくれます。
一番の利点は、式以外の普段使いにも頻繁に着回せること。ショッピングにランチに、ちょっとした保護者の集まりに、 ジャケットだけさっと羽織ればよそゆきのお母さんの出来上がりです。この機会に、1着挑戦してみるのもいいかもしれません。
着物の場合はどんなスタイル?
淡い色の訪問着が映えます
出典 http://image.search.yahoo.co.jp/
いざ着物を着ようと思うと、着付けや髪型など色々気を配ることが増えて大変。けれど、スーツのお母さんが多い中、しっとりした落ち着いた和装で参列するお母さん方も素敵なものです。
着物を着ていく場合は、 正式な場にふさわしい訪問着を用意しましょう。色の選び方は人それぞれですが、入学式などでよく見かけるのは、薄ピンクやベージュ、水色など季節に合わせた淡い色合いのもの。「お母さん綺麗!」とお子さんが一番喜んでくれるかもしれませんね。
白や薄ピンクのスーツに挑戦!
顔色もよく見え、この季節ならではの色使いを楽しめます
春の入学式で一度は着てみたいのが、桜をイメージする薄ピンクや白などの明るい色。季節に合わせた装いは、顔色や表情を普段より良く見せてくれるだけでなく、若々しい印象を醸し出してくれます。上下同色にすると、とても気品溢れる素敵なお母さんに変身!反対に明るい色を重ねるのに抵抗がある方は、 上下どちらかを黒やグレー、紺などのダークカラーに変えるのがオススメ。一気に落ち着きのあるスタイルに変わります。
グレーのスーツに挑戦!
凛とした中にも優しい雰囲気を生み出します
グレーもお母さんたちに人気の色です。凛としたフォーマルな雰囲気の中に、ふわっとした優しさが混在するグレー。どんな形のスーツを着ても、それなりに様になるのが魅力の一つです。入学式でのグレーの活用術として多いのが、上下同色のスーツとして着るパターンやジャケットとして着るケース。春色としての華やかさには欠けますが、 いつの時期でも着ることのできるどっしりした安定感があります。
黒や紺で安心したい!
式典の王道スタイルでピシッと決めましょう
出典 http://store.shopping.yahoo.co.jp/
式典の王道である黒や紺のダークカラーは、体を引き締めて見せてくれるだけでなく、メリハリの利いたフォーマル感たっぷりの装いにしてくれます。どんな場所でも堂々と自信を持って臨むことができる万能なところが、このカラーの良いところ。
季節に比べ、どうしても暗くなってしまうようなら、中に着るブラウスやインナーをフリル多めのものにしたり、ビジューの付いたものにしてバランスを整えてみては?
学校や地域によっては、始めから式典の際は黒や紺などのダークカラーを定めているところもあります。事前に先輩ママなどに確認しておきましょう。
以上、春の入学式にふさわしい母親のコーディネーションをご紹介しました。
一度悩むとキリがありませんが、こうして真剣に入学式準備に取り組んだ時間もまた、良い思い出となることでしょう。
春らしい色を身にまとい、子どもたちの新しい門出を温かく見守る入学式。
ぜひお子さんと、新生活の始まりを楽しんでくださいね。