最近、多くの一般女性の間で素敵なマタニティフォトが撮影されています。女性の一生のうち、おなかの赤ちゃんと共に撮影できる貴重な時間は、どんな形であれ誰もが記録にとどめておきたいものでしょう。写真館で予算をかけて撮るのも良いですが、リラックスできる自宅で写真館に負けない写真を撮ってみませんか?
今回は、マタニティフォトをセルフで撮るための、撮影テクを6つご紹介します。
いつ頃撮るのがベスト?
午前中の明るい時間帯を選びましょう
出典 https://www.flickr.com/photos/cotocoto-kero/7554798080/in/
おすすめの撮影時間帯は、 明るい日差しの届く午前中の時間です。神秘的な優しさに溢れるマタニティフォトは、カーテンからこぼれる自然光をどれだけ味方につけるかで、出来栄えの良し悪しが変わってきます。太陽の照りが激しい午後の時間帯や、西日が強く反射する夕方の時間でも撮影できないことはないのですが、妊婦さんの持つ崇高で清らかな独特の雰囲気は、なかなか出せないもの。それは蛍光灯の光でも同様です。
また、天気に関してはなるべくお天気のいい日を選びましょう。場合によっては曇り空でも可ですが、撮影角度によっては暗くなりすぎる時があるので要注意です。
セルフ撮影に必要なものは?
ミラーレス、一眼レフ、三脚などがあれば万端!携帯でもOK
出典 https://www.flickr.com/photos/34680590@N05/7690549958/in/
セルフ撮影の強い味方といえば、やはり一眼レフカメラやミラーレスカメラでしょう。撮影対象の写り方がぐんとプロっぽくなるのは間違いありません。さらに 三脚などがあれば、手ぶれもなく、より正確で美しい角度を決めながら写真を撮ることができます。
そんな機材なんて無いのだけどとご心配の方、大丈夫です。最近では、お手持ちのスマホやアイフォンで、驚くほど綺麗な写真を撮ることができます。特にスマホやアイフォンの場合は、撮影直後にアプリで「ぼかし」や「色調補正」など写真の加工を手軽に行えるため、ぜひ自分好みの雰囲気が出せるよう挑戦してみましょう。
背景はどうする?
キーワードは「窓際」「白レース」で
出典 https://www.flickr.com/photos/tuquoiseiolani/8014496185/in/
自宅でマタニティフォトを撮影する際の背景は、白レースのカーテンがおすすめです。窓にかかるカーテンは、外からふりそそぐ自然光をやわらかく変化させて、妊婦さんの姿をふんわりとした自然体に見せてくれます。
また、 椅子に座ったままの撮影や、緑が鮮やかな観葉植物を背景として入れたい場合も、できれば窓際での撮影を。 窓から降り注ぐ自然光をどのように取り入れるかで、写真の仕上がりが大きく変わるからです。午前中は直射日光の激しくない西側や北側、午後は東側での撮影など場所も考慮してみましょう。
どんな格好すればいい?
おなかを見せる衣装や小物を選んでみましょう
出典 https://www.flickr.com/photos/129209938@N03/18194855196/in/
マタニティフォトに決まった形はなく、妊婦さんであれば、どんな服を着てどんなポーズをとってもそれなりのフォトになります。ただ、衣装や小物にこだわるだけで、そのおしゃれさはぐんとアップ!
おなかのふくらみを上手に取り入れる工夫として、いま大人気のマタニティサッシュベルトを巻いて華やかさをプラスするのもOK。エコー写真やベビーシューズとの撮影、寝転んだ状態の大きなおなかの上に、王冠や赤ちゃんの名前を書いた積み木をチョンと乗せても素敵です。最近では新しい安産祈願として、おなかに色鮮やかなイラスト描くベリーペイントなども流行しています。どれも写真映えすること間違いなしです。撮影前に様々なマタニティフォトを見比べてみて、ご自分にぴったりのフォトイメージを描いてみては?
写真に工夫を取り入れたい!
アプリやソフトを使って加工してみましょう
出典 https://www.flickr.com/photos/48719164@N08/4732903280/in/
マタニティフォト撮影後は、素敵に加工してみませんか? 文字入れやスタンプ、写真の飾り付けやコラージュ作りなど、最近では様々な機能を無料で使える、充実したアプリやソフトがたくさん出ています。
iPhoneでおすすめなのが「Enlight」。2015年のベストアプリ1位にも輝いた優れもので、びっくりするぐらい多くの機能を備えているにも関わらず、使い勝手がとても簡単で初心者でも素敵な加工が楽しめます。
アンドロイドでは、「Snapseed」がおすすめ。レンズのぼかしやレトロ調など写真の仕上がりをワンランク上に引き上げてくれますが、フリックのみの操作で細かい調整を行えるのがうれしいポイント。自宅で撮った写真でも、まるでプロのカメラマンのような仕上がりになります。
印象的な写真にするには?
モノクロにするのもおすすめです
出典 https://www.flickr.com/photos/130947653@N06/16194294417/in/
カラーでのマタニティフォトはもちろん言うことなしですが、ここは あえて、モノクロに挑戦してみるのも面白いかもしれません。モノクロは全体の雰囲気を引きしめたり、撮影対象の表情や姿をより際立たせる効果があるので、いつものマタニティフォトとはまったく異なる写真に仕上がることでしょう。
特に、暗めの服を着て撮影に臨めば、モノクロ効果で大きなおなかを上手に強調することができます。時間の流れを止めたかのような印象的なモノクロ写真で、ぜひ記念になる一枚を撮ってみては?
以上、マタニティフォトをセルフで上手に撮影するための方法を6つご紹介しました。
写真撮影で重要なのは、以下が重要になります。
- どれだけ自然の明るさを取り入れられるのか
- どのような構図や衣装で臨むのか
- そして撮影後の写真にどのようにセンス良く手を加えるのか
もちろん、一眼レフなど機材が揃えば言うことなしですが、携帯でも綺麗なフォトは撮れます。
いつか生まれてきた赤ちゃんと一緒に、大切な写真を楽しめたらいいですね。