可愛い我が子が幼稚園に入園して数カ月。ほっとしたのも束の間、親子遠足や保育参観、運動会などの行事に追われる日々が続いていることでしょう。
なかでも子どもにとって親子遠足は、大好きなお母さんやお父さんと自然の中で触れ合える、とても楽しみな行事。
そこで今回は、屋外で子どもと過ごすのに悩みやすいポイントを6つまとめてみました。
集合時間ピッタリに行けばOK?
時間に余裕を持って行動しましょう
出典 https://www.flickr.com/photos/49427024@N03/26861728466/in/
一口に遠足といっても、幼稚園に集合してそこから皆で移動するタイプと、直接現地に集合するタイプなど様々なパターンがあります。
いずれにしろ大切なのは、 集合時間を必ず守ること。
集団で移動したり行動したりするため、一人が時間に遅れると、その他大勢に迷惑をかけてしまいます。先生方も遅れた子のケアに追われ、せっかくの遠足が台無しになりかねません。
遠足の日は、普段の登園日以上に時間の余裕を持って行動しましょう。少なくとも、集合時間の10分前には必ず着けるように心がけて。
道中で子どもが急にトイレに行きたくなっても、水筒を忘れて一度家に取りに帰ったとしても間に合うぐらいの時間を目指して、早めに家を出たいものですね。
バスや電車の移動で子どもの車酔いが心配!
予め酔い止め薬を飲んでおきましょう
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お子さんの中には、長時間バスや電車に揺られていると、乗り物酔いをしてしまう子もいることでしょう。
せっかくの楽しい遠足も、吐き気と苦しさに押しつぶされてしまっては、楽しい思い出なんてできるはずもありません。車酔いを完全に防止することは難しいものですが、できる限りの手は打っておきたいものですね。
まずは出発前に、酔い止めの薬を飲ませてあげましょう。現在は多くの薬が出ており、水なしで飲めるタイプのものから液体、錠剤、オレンジ味にグレープフルーツ味など飲みやすく工夫されているものもたくさんあります。
ただ「こども用」と書いてあるからといって、そのまま飲ませてしまってはNG。 しっかりと対象年齢を確認して。年少の3歳から飲める酔い止めはそんなに数がないので、あらかじめ近所の薬局で取り扱いがあるかを確認しておくのも大切です。
屋外活動で必要なものは?
虫よけ、ばんそうこうなど多めに持参しておけば安心
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遠足といえば、公園や動物園など屋外で過ごすことが多いもの。その際、頭を悩ませるのは虫です。子どもの虫さされは、飛び火になったり、大きく腫れてしまったりと厄介なケースになることもあるため、できるだけ避けたいところです。
遠足に出発する際は、 自宅で虫よけスプレーや虫よけシールなどの対策をしっかりしてきましょう。
また、普段よりも広々とした場所で遊ぶため、子どもたちが興奮してけがをしやすい状況でもあります。
何があっても良いように、ポケットに何枚かのばんそうこうを準備しておくと、いざというときに助かることも多いでしょう。
長時間移動でトイレが心配
こまめにトイレの確認をしましょう
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いつもとは違って、長距離の移動がある遠足。そこで心配になってくるのが、お子さんのトイレのタイミングです。
トイレ休憩があるたびに、まめにトイレに連れていっておきましょう。多くのお子さんが、お友達との遊びに夢中になるため、「今は出ない」「またあとで」などその場から離れるのを嫌がるかもしれませんが、そこはお母さんの腕の見せどころ。
あとから行きたくなっても、その時はもう間に合わないことをしっかり言い聞かせ、必ずトイレに連れていきましょう。あとが安心です。
バス移動の場合、気を付けることは?
帰りに眠ってしまうことも考えて、薄手の上着を1枚持参
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遠足の帰りは、遊び疲れて眠ってしまう子どもが続出です。
電車移動ならまだしも、現地から幼稚園まで長い時間バスに乗る場合は、ぐっすり眠りこけるお子さんが多いかもしれません。その際軽く おなかや肩にかけられる、薄手の上着が一枚あると助かります。
日中動いている時は暑くて必要ないと思っても、帰りクーラーで冷えているバスに乗らないとも限りません。
前述した虫さされ防止の意味でも、冷え防止の意味でも、1枚上着を持ち歩くのがおすすめです。
お弁当を一緒に食べる親しいママ友がいません
子どもと2人の時間を楽しんで!
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幼稚園は保育園と違って、登園後や降園後、保護者同士でコミュニケーションを取る機会が多くあります。そのため良くも悪くも、いわゆるママ友同士が密につながり、グループ化する傾向も顕著。
そんな中なかなか輪に入りづらく、挨拶だけの付き合いしかなく悩んでいるお母さん方もいらっしゃることでしょう。
特に親子遠足など屋外活動の時は、隣同士レジャーシートを広げお弁当を一緒に食べる仲間がいるかいないかが、思わぬストレスになっているかもしれませんね。
でも大丈夫。お母さん同士が親しくなくても、子どもを通しての交流が必ずあるもの。
そんな交流がなくとも、お弁当時間はせいぜい1時間程度。その間、親子でゆったり座り、普段忙しくてなかなかできなかったお話をしてみるのもお勧めです。
あまり気負わず、親子で気兼ねなく楽しむつもりで、リラックスして遠足に出かけてみましょう。
一年を通して様々な行事であふれている幼稚園生活。その中でも、お子さんと一緒に出掛ける親子遠足は、お母さんにとっても心配事が多いものではないでしょうか。
保育園と違って保護者同士の付き合いが濃密といわれる幼稚園ママとして、気遣うストレスもあるかもしれませんね。
今回はそんなお母さんのお悩みを解決する、6つのポイントをご紹介しました。
子どもと触れあえる楽しい機会を、ゆったり楽しんでみませんか?