お食い始めを自宅でするのは準備したり人を呼んだりでもう大変!それなら面倒な準備はお店にまかせて、おしゃれにお食い始めを過ごしてみませんか?お食い始めのレストラン選びに必要な8つのポイントをご紹介します。

お食い始めの失敗しないレストラン選びとは?

お食い始めに向いているお食い始めのレストランとは

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出典http://www.miyakohotels.ne.jp

産まれたばかりの赤ちゃんに待ち受けているイベントは多く、全てを自宅で用意するのはとっても大変!ということで今回のテーマは 「お食い始め」です。

お食い始めは尾頭付き鯛の祝い膳を赤ちゃんに食べてもらうセレモニーです。

でも、お料理したり器を揃えたりするだけで大変そうだなと思いますよね。そんなときにはレストランで「お食い始め」を楽しく過ごしてみませんか?

お食い始めに向いているレストラン選びかたをご紹介します。

お食い始めとは?

地域によって様々な儀式

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出典http://r.gnavi.co.jp/irimoyab/menu9/

生後120日目を迎えた赤ちゃんに母乳以外の食べ物を食べさせ、 赤ちゃんの健康と一生の飲食に困らないようにと願う儀式です。

呼び方は「箸立て」「箸揃え」「歯がため」などの地域によって違いがあり、風習もご家庭によってそれぞれ伝わるものは違います。

お食い始めの施行率は全国の7割ということですが、これも地域によって差がありますから、各ご家庭の価値観で行われるのが正しいと言えます。3ヶ月~4ヶ月の赤ちゃんはまだご飯が食べられません。あくまで食べさせるフリをするセレモニーだとよく確認しておきましょう。

お食い始めの手順は?

・養い親は親族の中で最年長のかたにお願いしましょう

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出典http://sagajinjya.sagafan.jp/e602237.html

お食い始めは、親族の中で最年長のかたに食べさせる役をしてもらいます。それは 最年長の長寿にあやかるという意味があるからです。

男の子は男性に、女子は女性に養い親をお願いします。ご家族だけでお祝している方も多いと聞きますから、できればお願いするという認識で良いでしょう。

お食い始めの手順は赤飯→吸物→赤飯→鯛→赤飯というようにご飯と汁、ご飯を繰り返した後におかずを挟みます。

おかずの最後に歯がための石に触れた箸を赤ちゃんの口に当て、 「歯が丈夫になりますように」と祈願します。

お食い始めはレストランがベター

自宅では準備が大変

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お食い始めは、本来嫁ぎ先で用意された漆塗りのお膳を使うもののようですが、お食い始め自体年々気軽に行うセレモニーに変遷していっておりますので特にこだわりがないのならレストランで用意してもらったものを使っても良いでしょう。

自宅でセレモニーを行う場合せっかくだからと準備に時間をかけてしまいそうですが、外食なら全てをおまかせできてイベントを楽しむ余裕ができます。

予算はどのくらいが良い?

ホテルか料理屋によって変わる

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出典http://www.sachideli.com/ckg_iwai02.html

レストランをどこに選ぶかは参加する人数と各家庭の認識の差があります。

近くの料理屋さんで良さそうな場所があれば、一度問合わせてみましょう。懐石や宴会、料亭、割烹など主に日本料理を提供しているお店にはお食い始めプランを用意しているところもあります。

また 大手の和食チェーンでも対応してくれるところもありますから、気になった場所に問い合わせしてみると良いでしょう。

ホテルのレストランにもお食い始めのプランがありますが、お部屋代で値段が上がります。

お食い始め用のお膳があるかどうか?

無ければ持参できるかも合わせて聞いておく

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お食い始めのプランがある日本料理屋には大体お食い始めのお膳が用意されているものです。

しかしお膳があるものの、 歯がための石は自分で用意しなければならないなどお店によって若干の差があります。

また、お膳もなくプランもないけれど相談次第ではお料理を用意してくれるところもありますから、赤ちゃんを連れていっても歓迎してくれる良さそうな料理屋があれば聞いてみても良いかもしれません。

座敷で個室があるかどうか?

赤ちゃんの体調やご機嫌に合わせられる個室が良い

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次に留意しておきたいのは、 赤ちゃんとママがリラックスできるスペースがあるかどうかです。

100日前後の赤ちゃんというとまだ首が座っていませんから、できれば 横に寝かしてあげられる和室が好ましいです。

それなお食い始めが終わったあともママも落ち着いてお料理を楽しめます。それから、赤ちゃんが泣いたりしたときに他のお客さんの迷惑にならないためにも個室があるかどうかも確認しておきましょう。

赤ちゃんへのサービスが良いか?

赤ちゃんグッズがあるところも

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お食い始めに対応しているお店のなかには、化粧室にベビーベッドがあるなどの赤ちゃんへの配慮があるところが多いですが、なかにはベビー布団、ベビーチェアなどが用意されてあるお店もあります。

小さな赤ちゃんを連れての外食となりますから、ぐずったり、泣いたり、眠ったりしたときのために 赤ちゃんを受け入れる体勢が整っているお店を見つけておくことがポイントになります。そして店員さんやお店の雰囲気などもチェックしておくと良いですね。

回転が早いお店は腰の落ち着けどころに困ることがあります。お祝いの席なのですから和やかな雰囲気のお店を選びましょう。

記念撮影付きのプランもある

プロのカメラマンに撮影してもらうのもまた一興

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ホテルでのお食い始めのプランに多いのですが、 プロのカメラマンに追加料金で撮影をお願いできるところがあります。

それだけ値段も上がりますが、お食い始めは人生に一度だけのイベントですから奮発して頼めばいい思い出になりますよ。

ホテルはセレモニー関係のイベントが多くプロのカメラマンも腕が良いかたが多いのです。バッチリ決まった写真が一枚あれば満足感も違いますよね。プロカメラマンに撮影をお願いする価値は充分にあります。

外食でお食い始めを楽しみましょう!

外食でお食い始めをするメリットはお膳を用意したりする手間がかからないということもありますが、高級な器を使ったり少し格調高い雰囲気のお店でいつもとは違う時間を楽しめるということころにもあります。

自宅で時間をかけて準備してご家族で楽しく過ごすのも良いですが、面倒な準備はお店に任せて、その間にちょっとおしゃれをしてお店に行って和やかにお食い始めをするのもまた一興。ということでそれぞれのお食い始めを楽しみしょう。